手をつなごう!(乳がん体験記)

エコー検査と組織検査

マンモグラフィーの圧迫板で押しつぶされた両胸の痛みをジンジンと感じながら病院内をウロウロとさまよっていた。

午後からのエコー検査に恐怖を覚えながら。たしかお昼になって、病院内のレストランでうどんを食べた記憶があるけれど、どんな味だったか覚えていない。エコー検査まで3時間以上あったのに、あまり長く感じなかった。

とにかく「ガンかもしれない。」という現実を受けとめられずに怯えていた。

主人に「悪性の可能性が高い。」とメールを送ったり、主人にメールで「きっと悪性じゃないよ。」となだめてもらっていた。

その内容が心に響いてこない。涙は止まらないし、逃げ出す気力もない。






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初めてのマンモグラフィー検査

私よりもはるかに若い女性の検査技師さんが、上半身裸の私を誘導しシコリのある右の乳房から圧迫板にのせた。上下にはさみ、乳房を限りなくペタンコにする。これが予想以上に激痛だった。その上脇の下の肉まで引っ張られるのでとても痛い。


この状態で技師さんが撮影ボタンを押しに行って圧迫板が上がるまでおよそ15秒、地獄に感じる。そして左右に圧迫されまた激痛。


ここまで検査が済むと「左のオッパイも激痛に耐えるのか!」怒りと悲しみでしゃがみこんで泣いてしまった。

「どうして私が!どうしよう!」叫んだ。


理性がきかなかった。背後から技師さんがティッシュを下さり「大丈夫ですか?少し休みましょうか。」と気遣って下さったけれど涙が止まらない。「ごめんね。怖くてたまらないの。ちょっと待ってね。」そう言うのがやっと。

「良いんですよ。左の乳房が終わったら、もう一度右の乳房を撮影させて下さい。シコリがある方は角度を変えて撮影します。」

この言葉を聞いて、ショック。でも「こうなったら逃げられないし、耐えるしかない。」と少し開き直った。そしてフラフラしながらも立ち上がって圧迫板の前に立った。


涙は止まらないけれど歯をくいしばって検査を終えることができた。着替えの時間も含めて15分くらいだろうか。ここから平常心のカケラも無くなっていた。



<補足> 抗がん剤治療が全て終わった際に再度マンモグラフィー検査を受けた。その時の検査技師さんに「この検査すんごく痛くて泣いちゃったの。」と言うと、なぜ痛いのかを教えて下さった。

乳腺が緻密になっている乳房の人は痛みを伴なうそうだ。患者さんの中には「ちっとも痛くなかった。」という方もいて不思議だったので、「なるほど!」と思える会話だった。


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いざ!大学病院へ検査に行く。

店長に快くお休みを頂けたので、翌日すぐに乳腺外科のある熱海の大学病院に行った。偶然その日は乳腺外科の外来受付の日だったのもラッキーだった。

主人が出勤前に車で病院まで送ってくれた。「きっと大丈夫。ガンじゃないよ。」と何度も繰り返し励ましてくれていた。

「ガン」は痛みやかゆみは感じないものだ、と思い込んでいたので、きっと乳腺炎とかだろう、と都合の良いほうに考えていた。


こういう不安な気持ちの時に限ってあっという間に病院に着いてしまう。

「じゃあ、行ってくるね。ありがとね。」と言って主人と別れ、病院に入った。総合受付を済ませて外科の通路に向かう。


外科の受付を済ませ、質問用紙を渡されて記入する段階で緊張感がググッと高まる。「怖いよ!」ただでさえ注射1つにしてももの凄い怖がりなので、視点も定まらないくらいにオドオドして名前がマイクで呼ばれるのを待っていると、40分ほどして名前が呼ばれた。


I医師 「お待たせして申し訳ありません。」

私 「いえ、(随分と腰の低い先生だな)よろしくお願いします。」

I医師 「右の胸ですね。触診するので、上半身を全部脱いで、ベッドに寝てください。」

私 「はい。」


上半身の衣類を素早く脱いでベッドに寝そべった。そして、先生が私のシコリを探し当てた瞬間顔つきが変わった。


私は思わず聞いてしまった。「先生、これ、悪いものですか?」先生は戸惑うことなく「うん、形だけでも悪いものだと言える。」


もしやとは思っていたけれど、ショックで体が震えたのを覚えている。


「えっうそぉ!そんな!どうしよう!」と叫んでしまった。

先生はそんな私にお構いなく左側の乳房も触診を始めた。このプチ告知はたったの2分くらいだろうか、、、、。


触診はすぐに終わった。上着のボタンをとめるのも手が震えて時間がかかった。先生は動揺する私に話を淡々と、でも優しく続けた。


I先生 「この後すぐにマンモグラフィーの検査をして下さい。あと、今日はまだ時間ある?午後にエコーの検査とシコリの組織検査をしたいんだけど。」

私 「はい、時間はあります。でもその組織検査って痛いですか?すごく怖がりなんです。3歳児だと思って検査して下さい!」

I先生 「あっはい。分かりました。お昼を食べてながらでも良いから午後1時40分エコー検査室に来てね。」

私 「はい。よろしくお願いします。」こうして診察室を出てマンモグラフィー検査を受けに行った。


モウロウとしながら歩いていたのでマンモグラフィー検査室まで、ワープしたかのように感じた。気が付くともう上半身を脱いで検査室の中に立っていた。(外の通路では脱いでいないと思う。)ただただ怖かった。




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シコリ発見!

みなさん、こんにちは。今日から体調と相談しながら私の乳がん闘病記をお伝えして行こうと思います。つたない文章になるかもしれませんが、心をこめて書きたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



平成22年10月の中旬、パート先の健康診断があった。その時の結果は異常なしで、ホッとしていた。

それから10日が過ぎた頃、右の乳房の鎖骨に近い所が何となくかゆくなった。かいていると、そこに「グリグリ」としたカタマリに気が付いた。

その1ヶ月前くらいに仕事中にダンボールにつまづいて、思いっきりうつぶせにすっころんだので、そのせいかもしれない、と思った。

そう思いながらも気になって仕方ないので、頻繁にその部分を触るとシコリがウネウネッと動くし、いたがゆい感じもしてきた。とても不安になった。


 「もしかして、乳がんかもしれない。」 


仕事をしていても、大好きな韓国ドラマを観てゲラゲラ笑っていても、心の色は灰色。「ガンであるわけがない!」そうやって不安を打ち消しても嫌な気分が取り除けなかった。


ウジウジしているのも嫌なので、行きつけの内科クリニックの女医先生に触診をしてもらうことにした。

女医先生:「悪いものではないと思うけど、確かにシコリはあるから、念のためにマンモグラフィー検査をしておいで。」というお言葉をいただいて、勇気を出して検査を受けようと決めた。


翌日職場の店長に「胸にシコリがあるんです。」と言うと、「すぐに検査に行ってこい!」と次の日にお休みを下さった。とてもありがたかった。




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はじめまして!ブログデビューをしました。

まっちゃんと申します。乳がんを患い治療を受けていく中で、たくさんの方々に支えていただき、自分を見つめ直すことができました。

「感謝」という言葉の本当の意味や「生かされている」という実感を何度も繰り返しました。

私の体験が、どなたかのお力になれたら、と思い切ってブログに挑戦してみました。毎日日記を書いていたので、それを元にお伝えしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。




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