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手をつなごう!(乳がん体験記)

CEF2回投与の 効果、、、。

平成23年の1月7日、CEF 2回目の投与後2週間目に 血液検査と、午後にエコー検査も受けた、、、。

この日は 東京から 母が来てくれたので、皮下注射で騒ぐ娘の情けない姿に 「恥ずかしいわぁ

などと 言いながらも、そばにいてくれたのが、 とっても 心強かった、、、。



お昼ごはんを食べながら、午後のエコー検査を待っていた。 初診の時 以来のエコー検査で、あの時の 「恐怖心」が、トラウマになってしまったらしく、検査事態は 痛くも何とも無いって頭では理解できていても、心が「怖い」という色を 外せなかった、、、。

それで、つい、「お母さんも、来てよ~」 と 泣きついてしまった 43歳児、、、。


午後に2時、いよいよ エコー検査室へ、、、。母は 外のソファで 待っていてくれた。


まずは、上半身を脱いで、ベッドに仰向けになる、、、。そして、両手を頭の下で組む、、、。

ここまでは、自分でできた。  この日は サポートをする看護師さんがいなくて、主治医のI先生と2人きり


抗がん剤の効果が どれくらい あるのか、、、。患者さんの中には シコリが大きくなってしまうケースもあるらしいので、「私は どうなの? あれだけ 吐いて、ハゲて、苦しい思いをして、逆効果だったら、『踏んだり蹴ったり!』状態、、、。どうか、お薬が 味方になってくれていますように


I先生は、無言で 画面を見つめて、撮影をしている、、、。そして、表情は変えないまま、、、



「まっちゃんさん、シコリが 小さくなってるからね~ 3センチくらいあったのが、今日の段階で、1.8センチ!」


この言葉を聴いて、 前進に入っていた無駄な力が フーっと消えた!


「先生!ほんとに? ありがとう 先生のお陰だよ~!」  叫んだ、、、。


「いやいや、僕は何にもしてないよ、、、。まっちゃんさんが、頑張っているからだよ、、。あとね、左のシコリは、抗がん剤に反応していないから、やっぱり 良性のもの、と判断して間違いないからね。」


表情は、変わらないけれど、優しくほめてくれた、、、。こういった 小さなコミュニケーションが、先生との信頼関係を より深く、より強いものに して行った、、、。


「苦しいけれど、後半の2回もがんばります 先生、本当に、ありがとう!」と言って、また、握手をしてもらって、 エコー検査室を出た、、、。



待っていてくれた母に、「シコリが小さく なったよ!!」 嬉しい報告ができた、、、!


母も、「 ああ!良かった!!よく 頑張った!!」 珍しく、誉めてくれた、、、。


嬉しくて仕方がなかったので、会計を待っている間に 採血ルームを覗くと 仲良しの看護師さんがたくさん いたので、 「シコリが小さくなったよ 皆さんが点滴ルームで 励ましてくれるお陰だよ!ありがとう!」


看護師さんたちは 一様に笑顔で 喜んでくれて、手を握ってくれた、、、。

「良かったねぇ! 一緒に頑張っていこうね!」 と見送ってくれた、、、。


忙しい中に 採血ルームに行ってしまったのに、心から 喜んでくれた。

「まだ、頑張れる!強くなれる!」そういう思いが 湧き上がってきた時期だった、、、。


主人にもケイタイに電話をしたら、とても喜んでくれた、、、、。




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