
たくさんの温かいお言葉、まっちゃん・フミさんに対する
優しいお気持ちを、本当にありがとうございます。
覚悟はしていたものの、お別れの時は突然目の前に
現れたので、まだ気持ちが付いてこないというか、、
信じられないというか。
こうしてお話させて頂くことで、
まっちゃんの気持ちの整理に繋がると思うので
昨日の記事の温かいコメントへの
お返事よりも先に、こちらに綴ることを
どうかお許しくださいね。
まず昨日のことからありのままを
お話します。
午後3時過ぎにアン君の介護グッズや
点滴セットを購入しに小田原に向かおうと
準備を始めて、先にフミさんがエンジンを
動かして待ってるといって自宅を出ました。
まっちゃんはアン君のシートの状態を
整えるために
「アン君^^ 点滴セットもらってくるからね(^^)
あ、何?かぼちゃ食べるの?」
昨日は普段よりもアン君と目の会う回数が
多かったんです。
午前中、いつもなら眠っている時間にも
目を覚ましていて、上半身を起こしていました。
そういう時は 「オヤツちょうだいよ~

意思表示なのでアン君用のジャーキーを
あげたりしてシートを交換して
お部屋を後にしていました。
午後3時過ぎの最後にアン君と目の会った時、
いつもよりも以前の元気だった頃の瞳で
じーーっとまっちゃんを見つめてくれたので
すごくすごく印象に残っています。
気になります。
何を言いたかったのか。
その時かぼちゃをあげると美味しそうに
ほおばってくれたのが、アン君の最後の姿です。
夕方6時30分過ぎにお買い物から真鶴に
戻って来て、シートを持ってアン君の部屋に入ると
最後にアン君に接した場所とは違う、
そして普段でも居ない場所、クローゼットに剃って
大人しく眠っているように見えたんですが
次の瞬間、アン君の口元がアワを吹いていると
思ったんです。後になって分かったのは、
亡くなったことによる胃液だったんですね。
急いで叫んで、、
「アン君! アン君!」さすりましたが
起きません。
「フミさん! アン君が!」 と叫んでフミさんを呼びました。
まだアン君は温かかったんです。
でもね、苦しいともがくでもなく
オシッコ、ウンをシートの上にキレイに
してあって。
直ぐに小田原の動物病院に電話しました。
先生は 「連れてきて?」って言って下さったんですが、
フミさんがアン君の心臓を確認すると
動いていませんでした。
心臓マッサージをしてくれたんですが
目が開いたまま、動きません。
それをフミさんが電話をかわって先生に
お話すると、出来る事はないという
結論に至り、アン君とのお別れを
認めざるを得ない状況となりました。
「お気を落とさないでね。」と言って頂きながら
アン君のお別れの場所を相談しました。
小田原のセレモニーセンター(成願寺)があるとのことで
お電話番号を教えて頂いて
フミさんに連絡をとってもらいました。
アン君の所に戻って、まっちゃんは諦めきれず
胃液をキレイに拭き取りながらも
「おっきして? アン君。。 ね、お願いだよ。」
何度もお願いしたけどね、どんどんと冷たくなって
硬直が始まっていました。
まっちゃんね、決めていたことがいくつかあって
その一つが、
「アン君の首輪はお別れの時に外して持っていよう。」
ということでして、アン君を自然の姿にして
神様の元へお返ししたかったんです。
だからフミさんに力を借りて、アン君の首輪を
外しました。

フミさんがダンボールをアン君の大きさに
作ってくれて、そっとアン君を持ち上げて
入れました。
お花が無いとそこで気付いて、今日お休みを頂きたいと
その前に電話をした職場にフミさんと行きました。
お花を買って外に出ると、店長が帰り際だったのか
私服の姿でまっちゃんを追いかけてきてくれました。
泣きながら、突然お休みしてすみませんと
お詫びすると、「いいんだよ。気にしないで元気だしてね。」 と
優しいお言葉を頂いて、アン君の待つ自宅に帰りました。
本当に穏やかに眠っている顔になってきて。
保冷剤をお腹の所に置いておくように
お寺の方に教えて頂いて、そうしたので
どんどん冷たくなっていくんだけど
もうまっちゃんやフミさんの声が届かないんだと
思うと今でも涙が止まりません。
フミさんが、アン君のことをこの箱に
入れた後、首に巻いてあったタオルで目を押えて
初めて号泣していました。
まっちゃんは、フミさんの背中をさすりながら
「今までアン君に点滴してくれて、お金たくさんかけてくれて
優しくしてくれて、本当にありがとうございました。」って
感謝の気持ちを伝えました。
きっとアン君もそう思ってるから。
「アン君が泣いてると心配するし、天国に行けない。
アン君は充分頑張ったんだ!
アン君から元気をたくさんもらったんだ!だから泣かない。」 って
言って、アン君への処置を再開させていました。
ここに来て、お線香も無いことに気付いて
まだギリギリオープンしている職場のスーパーに
再び2人で向かいまして、何とかお線香を
買えました。
「アン君、ただいま^^ ごめんね。一人にしちゃって。」
こうして夜中になり、今日8時半からの
火葬の予約が出来ていたので、
アン君にお休み、といって、まっちゃんは
何度目かのそれを繰り返した後、1時間ちょっと
眠り、お腹が痛くなって目が覚めて
トイレに行こうとしたら、アン君の部屋の電気が
点いていました。
フミさんがアン君の部屋にいて、
目を真っ赤にしながらさりげなく
アン君の棺を見ると、手紙が2枚置いてあったんです。

泣きながら書いたようで、所々に涙の後があって
濡れていました。
これほどアン君を愛してくれていたのだと
この瞬間に気付いたんです。
(後半に続きます。長くてすみません。)

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