fc2ブログ
 

手をつなごう!(乳がん体験記)

今年は自宅から祈ります。




みなさん、こんにちは~!



今日は職場のパート仲間とお休みを交代してあげたので

お仕事がお休みになりました。

なので、今年の 「東日本大震災」への黙とう は

真鶴町の自宅からさせて頂こうと思っています。


毎年お話しさせて頂いているのですが、

今から12年前、2011年の3月11日の午前中から

乳がんの抗がん剤治療の後半部分に入っていて、

「パクリタキセル」(毎週1回12クール)

投与していて、アルコール成分が多く含まれているので

お酒に弱いまっちゃんはボーーッとした感覚で自宅に戻ったことを

覚えています。


そして午後2時50分前に大きな大きな揺れが起きて、

普段よりもぼんやりしていても、大型トラックでもマンションに激突したのかと

思う程の揺れが長く続いて、とっても怖く、叫んでいました。


それから数か月が経った頃、抗がん剤治療も終わり

副作用の一つである 「味覚障害」が落ち着いて

ちゃんと美味しいと感じられるようになった頃に

以前、スーパーがお休みの日に、近所の和食レストランで

洗い場のお仕事をさせて頂いたことがあって、久しぶりに夫婦で

お食事に行った時のお話しを、今年は初めてさせて頂きますね。


そのお店には 「お土産」として

「あおさ」の袋が販売されていたんですね。


とても美味しいので、時々買っていたんです^^

なのでその日も 「あおさを一袋下さい!」って当時の店長さんに

レジの前でお願いをすると、、、



「震災が起きるずっと前に福島県で

生産・製造された商品だったんだけど、、

お客様からクレームがあってねぇ。。

あおさ自体には何も問題は無いんだけど

販売を中止したんだよ。。

ごめんね。」




このお話しには、本当に憤りを感じ、

心が締め付けられる思いでした。


「これも大きな風評被害の一つだ。」



この体験をずっとお話ししなかったのは、

更に風評被害を助長させてしまうかもしれない、と懸念したから

静かに耐えていました。


この話を夫フミさんも聞いていたので、


「これからは、

東北地方の商品を買って応援しよう


と珍しくフミさんが大き目な声で決意表明をしていたのを

覚えています。


当時、ボランティアという形では震災への支援が

出来ませんでしたが商品を購入するという形では

少しながらも応援出来ているかな・・?


そして、自分たちが


「全く何の価値にもならない、

偏見や誤った認識をを持たないように

しよう



という当たり前だけど、失いがちな生き方を

意識出来るようになりました。


今年も真鶴から祈りを捧げます。






にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村

スポンサーサイト



PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)