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手をつなごう!(乳がん体験記)

パート仲間(先輩)からの言葉

平成22年11月28日。どうしても職場に行くのが怖くてお休みさせてもらった。店長の言葉を理解できても納得はできない。


本来なら11月30日まではきちんと働きたいと願っていたので私と同じ部門の方々には大変申し訳なかったけれど、この日から今に至るまで職場復帰を果たせないでいる。

怖い」というのが正直な気持ち。「負けるな、自分!」と思っても、寂しさ、悲しさからは逃げ切れない。

この時点では「誰が店長に苦言を呈したのか」が分からなかった。同じ部門の先輩パートの女性の携帯に「突然お休みをしてごめんなさい。」というメッセージを留守電に残しておいた。


その先輩パートさんから自宅に電話があった。携帯の留守電を聞いてかけてきたようだった。彼女の言葉はなんと前日に店長から聞いた内容と全く同じだった!

「この人か!」

彼女から言わせると、朝礼でのスピーチは「ふさわしくない」そうだ。これまで店長から「大きな声でいらっちゃいませ!といえるように、どんな内容でも良いから1分間順番に話せるようにしよう。」という提案がなされ、正社員もパートタイマーも好きなことを話していた。私の「カミングアウト」は「ふさわしくない」

どうしてなのか、まだ彼女と話をしていないので理解できないでいる。


「同じ時給分働けないなら来ないで」はっきり彼女はそう言った。「同じ」とはどこを指しているのか?彼女と同じ具合に、と言った「同じ」なのか、ガン告知される前の私の働き具合と「同じ」なのか…。


どちらにしても「あなたからお給料をもらっている訳ではない!」と元気な時には言い返せたかもしれないでれど、その時の私にとっては奈落の底に突き落とされた以上の悲しみだった。


6年間も一緒に働いてきて、一番に報告した職場仲間からの残酷な発言は、太く、長いトゲのように感じている。
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平成22年11月28日。どうしても職場に行くのが怖くてお休みさせてもらった。店長の言葉を理解できても納得はできない。本来なら11月30日まではきちんと働きたいと願ってい... [続きを読む]

まとめwoネタ速neo / 2012/05/30 (Wed) 16:34