
今朝から、アン君の体調が、少し元気なくて、心配だったんですが、
夕方のお散歩に行こうと思ってアン君の部屋に行くと、
たくさんオシッコをしていて、元気が更になくなっていました。
「前庭炎」 のような症状は出ていなくて、自力で歩けるので、
お散歩に連れて行って、夕ご飯をあげると、全部いつもの通りに
食べてくれました。
それでも、オシッコの量と、お水を飲む量がとっても増えていたので、
「これは、アン君の腎臓機能が低下しているっていう事だ!」
そう思って、動物病院にお電話したんです。
主治医の先生から折り返しお電話くださるのを 待っていたんですが、
どうにも不安になって、思い切って漁師さんの 「ハルさん」 に
電話をしたら、 「車で病院に連れて行ってやるよ。」 と
ありがたいお言葉を言って頂けて、病院に再度電話をして、
「これから連れて行きますので、よろしくお願いします!」 と言って
その10分後には アン君をハルさんの車に乗せることが
できました。
30分もかからずに 病院に到着して、すぐに血液検査を
してもらい、点滴を いつもの3倍くらいの量を投与して
下さり、その間に血液検査の結果が出ました。
「腎臓の機能が 低下していて、白血球の数値も高くなってるね。
入院していた方が、良いね。」
という 先生のご判断もあって、アン君を緊急入院させてきました。
お支払いの段階になって、いつもなら、 「退院されるときで良いですよ。」
という対応をされるのですが、今日は、初めて
「内金を頂いておいて良いですか?」 というお話で、
「長期の入院の可能性」 を意味するのかも、、と
悲しくなりましたが、アン君の状態が、少しでも良くなってくれるんであれば、
病院に委ねよう! という気持ちがあるので、1万円をお支払いして
帰ってきました。
「今すぐに、急変することは、無いと思うけど、高齢という事も
含めて、安心は出来ない状況だから、何かあったら、お電話するし、
診察時間内だったら、いつでも会いにきて良いんですよ。」 という
暖かいお言葉を、先生や看護師さんに言って頂けました。
とっても複雑な気持ちになりました。
何とも言いがたい気持ちです。
それでもね? 先生が、仰ったフレーズが心に響いていてね。
「獣医として、色んな病気が原因で亡くなるワンちゃんを、
たくさん看取ってきてるんだけど、アン君の様に、天寿を全うできる
子を見るとね、すごく幸せな気持ちになるんだよ。
神様から命を与えられて、また 神様の元に帰るときに、なるべく
苦痛の無いようにしてあげたいから。 アン君の場合はね、
寿命と腎不全とのバランスの取り方が大切なんだよ。」
私も、先生のお考えにすごく頷けるので、必要以上に
悲観的にならず、まずは アン君が 元気になって、
アン君の部屋に帰ってきたら、笑顔で 「お帰り


言ってあげられる 自分でいることが、重要だと思いました。
ハルさんが、帰りに 夕ご飯をご馳走してくれて、 励ましてくれました。
アン君は、ハルさんの車の後部座席で、大人しくお座りをしながら、
ある瞬間に、アン君が首を伸ばして、鼻先でハルさんの肩に
「ありがとう

後になって、
「俺、アンキチが肩に擦り寄ってきた時、鳥肌が立った!あいつ、大丈夫だよ!」
アン君の 感謝の気持ちが、ハルさんに通じたんです。
そして、フミさんの運転じゃないことが、予め分かったのか、
マンション下の自動ドアの前で、ハルさんの車が来るのを
アン君と待っている時、アン君は珍しく、マンションの中に
戻りたがりました

こういう姿を、本当に初めて見ました! アン君は やっぱり
自分の部屋に戻って来たいんですね!
これからフミさんとも相談しますが、 アン君の症状が
落ち着き次第、退院させて、一緒に過ごそうと思います。
自動ドアの向こう側を見ているアン君の姿が、
忘れられません。
涙が、、やっぱり やっぱり 止まりません。
いつも、アン君を可愛がって下さる みなさんの
お力を、貸して下さい。 アン君が、少しでも長く
真鶴町の港をお散歩できるように、大好きなご飯を
食べられるように、一緒に祈っていて下さいね。
いつも読んで下さって、本当にありがとうございます

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